


2026年度 大阪府公立一般入試問題分析と今後の受験に向けて求められる力(理科編)

▶分析
大問構成は、例年通り、生物・物理・化学・地学のそれぞれ1題ずつの4題でした。生物は中2の人体メイン、物理は中3運動メイン、化学は中3のイオンの中和、地学は中2の天気でした。
生物は中1内容2点、中2内容20点、中3内容0点、物理は中1内容4点、中2内容0点、中3内容19点、化学は中1内容4点(中3でも習う)、中2内容0点、中3内容18点、地学は中2内容のみで23点だったので、学年別に見ると、中3内容37点、中2内容43点、中1内容10点分でした。今年は少し中2内容が多かったのですが、横断的にすべてのパターンを網羅する指導で十分対応できたと思います。全体的に問題文や問題の分量が減っており、易しく感じた生徒も多いと思います。記述問題については、3問出ました。うち2問は公立特訓で似たものを書かせています。おそらく多くの生徒が書けたと思います。地学分野の湿度計算は少し難しかったので、この3点と取りこぼし分で差がつくと思います。天王寺や三国丘などトップ校では多くの生徒が85点以上取れるのではと思われます。
▶求められる力
立志館の本科授業、演習、集中、公立特訓を演習していればほとんどの問題は十分に対応できます。また、基本の徹底を今一度意識する必要もあります。教科書には載っていない初見の実験・観察の結果から考察されることを、既習の知識を使いこなすことで論理的に捉える力、さらに、それを論理的に表現する力が問われています。重要語句や公式を単純に暗記するだけでは解答できない問題形式なので、普段から科学的な現象に対して仮説を立てて、なぜそうなるのかを常に考える学習を早くから積み重ねることが必要不可欠と言えます。