私たちが目指し実践している教育は、単なる知識の羅列や集積ではなく、「本質の理解」です。「なぜそうなるのか?」というプロセスや、子どもたちに考えさせたり表現させたりすることを重視した授業を行っています。たとえば、公式をただ単に覚えさせるというのではなく、その公式が導き出される過程を子どもたちと一緒に考えるというように。
また立志館ゼミナールでは講師に対しても個性を尊重しています。もちろん、板書例や発問例などを載せた教案はありますが、それをベースに各講師は授業に対する創意工夫をしています。算数の授業でおもちゃの車を使って説明したり、国語の授業で部首を覚えさせるためにカルタを作ったり・・・。立志館ゼミナールの「わかるまで教える」という教育方針のもと、枠にとらわれない自由な発想でそれぞれが授業を展開しています。
ただし、子どもたちにわかるまで教えることは容易なことではありません。一人ひとり個性も能力も違います。しかし、私たちが真剣なら、必ず子どもたちは応えてくれます。わからなかったことがわかったときの子どもたちの笑顔・・・。そんな笑顔を見るために私たちはがんばっているのです。