ピンホールカメラを作っちゃおう!part2!!

今回のわくわく科学実験室は前回よりパワーアップさせた「時を切り取れ!カメラを作ろう~暴け光の正体~」です実は今年の春。新型インフルエンザの流行により、残念ながらわくわく科学実験教室は中止となってしまったため、今年は年に1回だけの実施になってしまいました。楽しみにしてくれていた6年生は、口々に「こんなに楽しいんやったら、もっとやりたかった!!」と言ってくれました。さあ、そんな楽しかった今回のわくわく科学実験室!写真は、担当の濱田先生と小さな科学者たちです。(11/7、11/8、11/14、11/15、11/21、11/22 計6回6校で実施)

 

光は折れ曲がる!と知っていても、実際に目の当たりにすると、言葉では言い表せない感動が。教室に「わぁ!」という歓声が上がります。レーザーの実験は毎回好評です。

写真はわかりやすいように明るくしてありますが、実際は真っ暗闇。でもみんなのボルテージはMAX!いつもは見えないものが見えるって、すごいね!

 

レンズをダンボールに貼り付けただけのシンプルな装置からか、ぼんやりした映像を想像していた子どもたち。スクリーンにうつった鮮明な映像におどろきの様子。

家でも作れる?と早速創作意欲をかきたてられた生徒も。

「スクリーンのかわりにフィルムを置くと・・・」説明も半
ば、「カメラだ!」と教室内から声が。

 

レンズを使わなくてもいいのが、ピンホールカメラの魅力。明るさはないものの、レンズのかわりに小さな穴をあけただけのものでも十分に映像がうつります。

ただ、周りを暗くしないと映像が見えないので、暗幕をかぶっての鑑賞。妙なカッコで嫌がりつつも興味津々。

 

「光は波である。」という高校内容。偏向板という特殊なフィルムを使って七色に輝くセロハンを見ています。この偏向板を使えば、反射して見にくいホワイトボードの文字もはっきりと見ることができます。

不思議な板を思い思いに回転させるなど、ただいま没頭中。

 

いよいよ後半はカメラづくり。

フィルムには一切光を当ててはいけません。したがって、まずは暗箱の製作です。

この暗箱の中で、フィルムのセットや写真の現像を行います。念入りに光が漏れないかチェックしながら・・・。
子どもたちの手にも自然と熱が入ります。

 

ようやく完成した暗箱。早速手をつっこんでみる子どもたち。

自分で工作してつくったものは愛着もひとしお。これをどうやって使うのかな?イメージを膨らまします。

「よしっ!何回も練習したから、もう本番はばっちりや!」
カメラを向けるとみんな満面の笑顔!早くも本番が待ちきれない様子!

 

暗箱の使い方やカメラの使い方、現像の仕方・・・と注意点も多く、コツもいるので、皆、真剣に説明を聞いています。うまくできるかな?

カメラはスチール製の貯金箱をアルミテープでふさぎ、針で穴をあけ出来上がり。「えっ?これで終わり?」と子どもたちは驚きます。本当にキレイな写真が撮れるのか心配する生徒も。

 

さあ、撮影です。相談の結果、まずは全員そろって自分の顔を撮影。うまく撮れるかな?
シャッタースピードは約10~15秒。「じっとしててね!」といっても、ワクワクドキドキ感で思わず顔がふるえます。
みんな本当にたのしそう!

でも真剣真剣…

 

シャッタースピードが長い特徴を利用して、少しずつ手を動かして、千手観音のような写真を残した生徒もいました!このとき彼は、間違いなくヒーローでしたよ!

みんなが持ってるカメラとはちょっと違うけど、ちゃんと自分の顔が写っているのをみてみんな感動!仕組みもちゃんと勉強してから作ったから、感動もひとしおです。

【濱田先生よりメッセージ】

カメラが世に誕生したのは、今から約200年前。今回のわくわく科学実験室は、長い年月を隔てて、今ここにカメラの誕生が再現されたかのような光景でした。

今日、参加してくれた子どもたちがいつか、人類にとって有益となる、新しいものを作り出すのかもしれません。私たちはそんな第一歩を目の当たりにしたのかもしれません。

そんなことを思いながら、自分の作ったカメラを、大事に胸に抱えて帰る子どもたちを見送ったのでした。

前回のピンホールカメラは新作だったので装置が大きく、うまく撮影できないことも何度かありました。そこで仕組みをもっと改良し、よりやりやすく撮影しやすいものに変更しました。そのおかげで今回はほぼ失敗することなく撮影をしてもらうことができ、子どもたちの満足そうな表情をたくさんみることができました!また次回に向けて新しく「わくわく」できる実験を考えていきたいと思います!